2021年8月2日 配信
転職者インタビュー : 野村證券株式会社

人x最新テクノロジーの力で新たなイノベーションを創出する

インタビューを受ける野村證券の石野さんの顔写真です

野村證券株式会社
ホールセールIT部
石野 裕二

証券業界のリーディングカンパニーとして、日本の経済を支えてきた野村證券。テクノロジーにおいても先進的な取組みを続けています。長く証券業界のシステム開発に関わってきた、野村證券のホールセールIT部 インベストメントバンキングテクノロジー課 Vice Presidentの石野さんにBloomがインタビューしました。

前職までの業務内容や、野村證券に入社した理由は?

実は私は以前も野村證券に在籍しており、2021年2月に再入社しています。

これまで複数の会社を経験してきました。
新卒で入ったのは独立系のソフトウェア開発の会社。システム領域でのキャリアを始めました。
その後、日系の大手証券会社や外資系証券会社で勤務。私設取引と呼ばれる証券取引システムの日本向けパッケージ開発など、証券関連システムの開発に長く関わってきました。

2012年に、在籍していた外資系証券会社の日本事業が野村證券に承継されることとなり、そこから野村證券でのキャリアを開始。マーケット情報システムの内製化に関わる開発リードを担当していました。

5年ほど勤務したのち、かつての上司の誘いを受けて別の日系証券会社に2018年に転職。そこでもシステムの内製化や、RPAの全社展開などを推進しました。

DXを推進するビジネス部門と協働する機会が増える中で、技術者としてブロックチェーンの活用やeKYC(オンライン本人確認)など新たなテクノロジー追求にも高い関心を持っていました。そんな中、現在のチームの知人より野村證券で内製化開発リードの役割を担う機会を頂き、再度入社することとなりました。決め手となったのは、これまでの経験した企業の中でも業界屈指の人材・技術・環境とチャレンジできる変革の文化が揃っており、個人としてもチームの一員としても最大限のパフォーマンスを発揮できると考えたからです。

野村證券に入社してからどんな業務を行っているか?

■投資銀行部門における顧客/案件/商品管理システムの内製化開発を推進
現在主に担当しているのは、投資銀行部門における顧客/案件/商品管理システムの内製化推進です。
投資銀行部門とは、取引先企業の資金調達やM&Aを支援する部署。新規上場や社債発行など、企業の経営の根幹に関わる大きな意思決定を、金融のプロとして支援します。

適切なタイミングでより良いアドバイザリーサービスを提供するために、情報の把握・活用は大きな鍵。
取引先企業の事業情報や組織情報を他のWEBサービスと連動しながら取得。また、これまでの取引履歴を管理し顧客提案に活かしたり、顧客へのレポートを送信したりと、顧客管理のシステムはビジネス上の重要なプラットフォームとなっています。

野村證券は業界でもいち早くシステム活用に着手したため、膨大な企業のデータを蓄積しています。
一方、システムのリリースから一定の年数が経過したこともあり、運用環境の負荷や使い勝手に関する改善要望も高まってきています。
現在、100%内製開発するプロジェクトを進めています。今後の開発・運用コストを下げつつ、開発のスピードを早め、システムの利用ユーザーにとっての利便性をどんどん高めていくことが目的です。

まずは現状活用されているアプリケーションを、クラウド環境に移行。その後、Salesforceなど社外のアプリケーションとの連動の検討を含め、最適なシステム開発・活用へとチャレンジしていきます。

野村證券の技術環境や組織の特徴は?

■業界屈指のインフラ環境で、アジャイル型のスピーディな開発
野村證券はベンダーに開発を委託していると思われがちですが、私の経験では実は金融業界で最も内製開発が進んでいます。国内だけでも200名程度の開発者がいて、開発環境も整備され、DX/DevOps/agileなど社内で専門技術を持つ開発者間のコミュニティもあり、それぞれが最新技術を習得しビジネスにダイレクトに貢献できる機会に恵まれています。

現在、Japan Business Servicesというエンジニアチームの立ち上げをリードしています。このチームは、スタートアップ的なカルチャーで、投資銀行部門のシステム内製化を含め、並行して複数の開発やプロジェクトを手掛けています。

このエンジニアチームは、今まさに組織体制を拡大・強化していくフェーズにあり、積極的にエンジニアの採用を進めています。

証券会社の中でも、野村證券はシステムインフラ環境が特徴的だと感じます。
基盤チームが主導し独自のプライベートクラウド環境を設計しており、その中で標準的なツールが活用できる。コードを書く以外はほぼ全自動でデプロイでき、スピーディな開発・デリバリーが可能です。

Japan Business Servicesは、スピード感のあるアジャイル型の開発を行なっており、ビジネス側と連携しながらDXや業務改革に向けた内製化開発を積極的に推進しています。金融業界のシステム開発のイメージとは異なるかもしれませんが、今はほとんど在宅勤務であることも、意外に思われるところかと思います。

オープンな人間関係で、横の連携もしやすいと感じています。それまで全く接点もなかったロンドンの開発者とも気軽にやりとりができる。これはグローバルな組織ならではですし、技術的なチャレンジに関しても、取り組むモチベーションの高い集団だと思います。

野村證券のエンジニアとして働く魅力は?

■優れたテクノロジーとMade in Japan品質でグローバル展開を主体的にできる
技術的なチャレンジを主体的に行えること、それをグローバルに展開していける機会が多いことは魅力に感じます。

野村證券は過去に外資系金融機関を承継した経緯もあり、優れたテクノロジーを利用しながら、グローバル展開を主導していける立場であることは開発者としてもやりがいを感じます。

アジャイル型でスピーディに内製化開発を行うJapan Business Servicesは、現在は法人向け取引部門のシステム向けを中心にしていますが、今後は個人向け取引や、グローバル全体への拡大を視野にいれています。

「Japanの技術者はすごい」と注目されるチームになり、技術のスペシャリスト集団として世界中の野村グループのビジネスをテクノロジーで支えていく組織にしていきたいと考えています。

野村證券への転職を検討している人へのメッセージ

エンジニアチームへの応募は、金融・証券業界の知識・経験は問いません。実際、いろんな業界の出身者が活躍しています。
マネジメント陣もITスキルを持っているので、昇格などは業務知識や勤続年数ではなく、ITの能力でフェアに評価されます。

多様性のある組織であり英語でのコミュニケーションもありますが、学ぶ意欲とその環境を楽しむ気持ちがあれば、そこまで不安に思う必要はありません。

メインの開発言語はJavaですが、他の開発言語を得意とする方も歓迎です。
開発エンジニアとして、技術力を追求する姿勢があり、最新技術に興味を持ち、シンプルで解読性が高いコードを書くことが重要だと思います。

エンジニアチームの一員として、次々に革新的なプロダクトやサービスを生み出し、技術のスペシャリスト集団を目指していく。
面白そうと感じたら、ぜひ飛び込んでいただきたいと思います。