2021年7月2日 配信
転職者インタビュー : 株式会社ZOZOテクノロジーズ

沖縄で在宅勤務!ZOZOTOWNを支えるデータ基盤開発

ZOZOテクノロジーズ SRE部 谷口さんの顔写真です。

株式会社ZOZOテクノロジーズ
谷口 恵輔

ZOZOグループに所属する技術者を集結させた、サービス運用・技術開発部門の会社であるZOZOテクノロジーズ。マーケティング基盤・データ基盤を通じてサービスを支えるエンジニアとしての仕事やその魅力について、SRE部データSRE担当の谷口さんにBloomがインタビューしました。

前職までの業務内容や、ZOZOテクノロジーズに入社した理由は?

■データが豊富な自社サービスと、高い技術力に魅力を感じて入社

ZOZOテクノロジーズには2020年3月に中途入社しました。

新卒では、アドテクノロジーの会社にエンジニアとして入社しています。もともとは営業配属予定ではあったのですが、就職活動を終えてから興味があったアプリケーション開発に独学で着手しました。社会人としても技術に関わりたいと配属変更を申し出て、エンジニアとしてのキャリアを始めました。

アドテクの会社では、ラジオアプリの開発に関わったのち、2年目から位置情報を活用したデジタルサイネージのプランニングシステムを担当しました。 時間・場所ごとの位置情報を分析し、適切な映像配信に向けたセグメントを設計。データ分析・活用を中心としつつ、少しずつプロジェクトマネジメントの役割も担っていました。

転職を考え始めたのは入社4年目ぐらいです。プロマネよりも当面は開発者としての業務に腰を据える環境に身を置きたかったこと、および自社サービスにおいて多くのデータを保有している環境に興味が沸いたことが理由です。

エージェントの紹介を通じてZOZOテクノロジーズの選考に応募しました。 他のWebサービス会社の選考が進む中でも入社を決めたのは、転職動機にまつわる条件を満たしていることに加え、技術力の高さを強く感じたからです。

普段から学習のためにテックブログを見る機会はありますが、ZOZOテクノロジーズの社員が発信しているブログはよく目にしていました。面接でのやりとりを通じても、自社サービスにおいて積極的に技術活用している側面を感じ、入社を決意しました。

ZOZOテクノロジーズに入社してからどんな業務を行っているか?

■ZOZOのサービスを支えるデータ基盤の運用・開発を担当

SRE部という、おもにデータ基盤の運用・開発を行う部署に所属しています。担当業務に応じたチーム分担がされており、だいたい5名前後のチームであることが多いですね。

最初に担当したのは、マーケティング施策で用いられるRedashのインフラ設計と運用改善です。ZOZOのサービスではメルマガやLINEへの配信基盤をインハウス化しており、ダッシュボードツールのRedashを用いて分析・監視をしています。

既存のRedashをリプレイスする形で、インフラ設計から担当しました。リプレイスしたRedashの運用改善もしています。クエリ負荷が増えた場合に、Redashワーカーがオートスケールする仕組みにしていたものの、部分的に手動対応が必要など運用上の課題があり、EC2 Image Builderによる課題解決を図りました。その具体的な内容をテックブログにまとめ、発信もしています。この会社に入るまではインフラ設計の経験はほぼありませんでしたが、学びながら業務で実践しています。

EC2 Image Builderを用いたRedashの運用改善

その後、リアルタイムでのデータ基盤連携も担当しています。

既存のデータ連携基盤では、オンプレ環境やクラウドにあるデータをBigQueryへ日次で1回連携していました。しかし最近ではリアルタイムなデータを必要とするサービスが増えてきています。ZOZOTOWNでのユーザー向けレコメンドで在庫切れの商品をおすすめしないようにするためには日次のデータ反映では対応しきれません。 その他にも機械学習の活用や、施策のモニタリングや不正利用を素早く検知したいなど様々な案件があり、ZOZOテクノロジーズでもリアルタイムデータ連携基盤を構築することになりました。

既存のインフラ環境での高頻度連携を実現しようとしましたが、運用する過程でデータの欠損や遅延が課題としてあがりました。また、インフラ費用も月額で約200万円程度かかっており汎用的な基盤として使うには課題がありました。

チーム内で話し合いアーキテクチャーを全般に見直し、コストを1/40と大きく下げながらデータ欠損・遅延の問題の解決を実現しました。 こちらの経緯や詳細もテックブログで配信しています。

ZOZOTOWNを支えるリアルタイムデータ連携基盤

いまは、既存のデータ基盤のリプレイスを担当しているほか、リアルタイムデータ基盤の連携先を増やすための設計などを行っています。

ZOZOテクノロジーズの技術環境や組織の特徴は?

■OSS活用に積極的なエンジニア組織、全国在宅勤務制度でどこからでも勤務可能

SRE部のなかでいま自分が所属しているのはデータSRE担当のチームですが、とにかくZOZOTOWNなど自社サービスにおけるデータ量がものすごく多いですね。データ活用においてはBigQueryを利用していますが、いかにスピーディに頻度高くデータ転送していくか、難易度が高い面もあります。 オンプレミスでのDBサーバをパブリッククラウドとデータ連携するなど、ネットワーク設計に関わる業務も行っています。

OSS(Open Source Software)の活用も会社全体で積極的です。前職ではOSSにコントリビュートしたことはなかったですが、今では私含めチームでコントリビュートする機会がよくあります。

2021年1月から、「全国在宅勤務制度」を始めたことも大きな特徴かもしれません。 エンジニアの働き方の多様性を認め、働く場として「選ばれる会社」に変化していくために、新たな入社者・既存社員ともに国内のどこに居住していても就業可能になりました。 (※「全国在宅勤務制度」は担当業務により一部社員は対象外となります)

私は妻と一緒に、沖縄に移住しました。中途入社してからほぼ在宅勤務でしたし、私の場合は沖縄で勤務していても業務上の支障はありません。生活環境を希望にあった形にしながら業務できるのは、働き方の柔軟性を感じますね。私の他にも、北海道や福岡に引っ越した社員もいます。

ZOZOテクノロジーズのエンジニアとして働く魅力は?

優秀なエンジニアが多く、技術面で刺激的な環境です。

ZOZOTOWNは利用者が多く、ユーザー視点での機能開発を次々と行う面白いサービスです。 足のサイズを計測して最適な靴を購入できるようにするZOZOMATや、肌の色を計測してピッタリのコスメをおすすめしてくれるZOZOGLASSなど、世の中の注目を集める斬新な取り組みも続けています。「70億人のファッションを技術の力で変えていく」というミッションを掲げ、技術でサービスを支える当社には優秀なエンジニアが多くいると感じます。

社外で登壇をする社員も多く、OSSへのコントリビュートも日常的ですね。ログを読んで障害対応をする癖も身に付くなど、普段の業務においてスキルを身に付けていく機会が豊富です。 組織内のコミュニケーションもフランクで、SlackやDiscord上で部長や本部長と気軽に会話することもあります。 心理的安全性が高いと感じられ、仕事がしやすいです。

既存システムのリプレイスを随時進めながらも、機械学習の活用など日々新しい案件の相談も寄せられます。技術的な難易度が高いですが、向き合えることはエンジニアとして勉強になり刺激的ですね。

ZOZOテクノロジーズへの転職を検討している人へのメッセージ

入社して1年強が経過しましたが、エンジニアの方に自信を持ってお薦めできる会社です。 自社サービスにおけるデータが質・量ともに高く、BigQueryに連携しているのでこれからもっとデータ活用していきたい方には特に魅力的だと思います。

合わないとすれば、実装への関心が低い方でしょうか。自発的に学習し自走することが大事であり、実装することが好きで技術力を高めたい方には合っていると思います。

技術的に難しい課題も山積みです。優秀なエンジニアの技術を学びながら、自身の技術力を高めていきたい方はぜひ応募して欲しいですね。